こんにちは!さなぎです🐶
みなさんはBENさんの「THE 旅育」という本をご存知ですか?
BENさんは日本人ですが、大学卒業後にオーストラリアに移られ、
20年以上も在住されていて、旅行代理店や留学エージェント業、インターネットビジネスを営みながら、
ライフコーチとして自由なライフスタイルを送りたい方々をサポートされているそうです。
二人のお嬢さんのパパさんでもあります。
この本の中で、わたしがグサっときたページが・・・
ありました。
旅育は浪費ではなく最高の投資
「そうそう!わたしもそう思う!」と読み進めていたのですが、
この「浪費」に当てはまる旅行とは、、、
「旅行会社などのパッケージツアー」・・・・😅
旅行会社で勤務する中で、ほとんどと言っていいほど販売してきた「パッケージツアー・・・」
旅育には不向きでしたか・・・・😭
でもそれもそのはずで、
ほとんどの方が、旅行は外食や遊びと同じく「浪費」というくくりに入っていると思います。
しかし、「旅育」という観点で行くなれば、確かに、「投資」というイメージに近づいていき、
旅行と言えば当たり前のパッケージツアーは、不向きと言われてもおかしくないかもしれません。
使って無くなってしまう→浪費→浪費する人は時間やお金の奴隷になってしまう。
使った分だけリターンがある→投資→投資できる人は、時間やお金をコントロールする側になれる。
↓ 旅行に当てはめてみる
パッケージツアー→添乗員や現地ガイドさんに連れられて観光地を巡る。安心と安全を確保された超過保護な旅行。→浪費旅行
個人旅行→旅行会社にお任せせずに、子供主導で旅行の計画を練ったり、企画から実行まで全てを自分たちで行う旅行。→投資旅行
パッケージツアーについて、BENさまの見解・・・
現地の旅エキスパートとして、こんな方々を今まで3万人以上お世話してきたのですが、厳しい言い方をすると「甘やかされた環境で人間は育ちません」。つまり、旅育には全く向いていません。
引用元:THE旅育
厳しーーーっ! 笑
しかもお嬢さん2人のパパが、超過保護旅を優先しないというお考え、勇敢です。
確かに、パッケージツアーやオプショナルツアー では、もちろん学びがゼロではないけど、
すでに組まれた行程の中で、同行するツアー客の方たちに時間を合わせたり、行きたくないお土産物屋さんが漏れなくついてきたりと、
旅育の観点からすると「自律性」に欠けているかもしれません。
私も海外旅行に何度か行きましたが、ヨーロッパという遠い異国に旅行しながらも、
出発から到着までずっと日本人と一緒。
常に快適な観光バスで、ドアからドアまで運んでくれ、添乗員さんを安定剤のようにくっついて歩き、
3食必ず与えてくださる過保護旅行では、異国の文化に触れることはできたものの、後に残る思い出は薄く、物足りなさがあります。
逆に、友人と二人で航空券と初泊のホテルのみを取って、数週間旅にでたオーストラリアでは、
値段重視だったために乗継ぎ時間も長く、お店も空いてない夜中の空港で7時間もの時間を潰したことや、
現地で路線バスを乗り間違えて遠くの田舎まで行ってしまい、片言以下の英語力でなんとかホテルまで戻ってきたこと、
コンドミニアムで買ってきた食材を調理して質素な夕食になってしまったことや、
洗濯機が動かないのに、従業員の方に説明ができなかったことなど、珍道中だらけの旅行は今でも一番の思い出になっているし、
20歳という年齢ではあったものの、そこでの学びは多くありました。
「旅投資」とは、投資の中でも期待を裏切らない最高の投資
時間がないから、と言って旅行会社にすべてお任せするのではなく、子供主導で旅行の計画を練ったり、子供の主体性を尊重して旅の中で人間成長となる様々な体験をしたりして、異なる世界観や価値観などの多様性に触れ人間力を養う旅であれば、即リターンとはいかなくても、実体験が潜在能力として子供に備わり、人生で絶対に役に立つ力としてリターンを見込めます。
また同時に、親御さんへも学びや経験として企画力や行動力などの様々な力が身につき、自分たちが創った世界に一つだけの旅は、家族の絆としてお金では買えないプライスレスな価値をもたらしてくれます。
引用元:THE 旅育
リターンにリスクはつきものと言いますよね。
旅行中のトラブルは個人旅行の方が打撃が大きいかもしれないけど、その分家族全員が成長できるいうことなのでしょう。
私自身も、理想はこの投資になる旅行 「旅育」 です。
私も少なからず旅行に行っていた方なので、少しは知識があり、トラブルも前向きに捉えれるマインドもあると思っています。
でも、母親となり、子連れとなると、少し「安全」や「安心」を武器として備えたくなる。。。
母性がどうしても顔出しちゃいます 笑
でも、安心や安全は、経験によって「知識」となって備えればいいんですよね。
そのためにも一歩ずつ、自主性のある旅行にシフトしていけたらいいなと思います!
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