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モンテッソーリ教育と旅育

旅+モンテ

昨今よく耳にするモンテッソーリ教育ですが、

みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

私には2人の息子がいますが、

長男はモンテッソーリこどもの家で4年間の保育課程を過ごしました。

長男は言葉の発達が遅く、心配し、当時色々調べていく中で、

モンテッソーリのメソッドがとても息子にあっているように感じたことがきっかけで、

我が家にとっては想像もしていなかった選択でしたが、

毎日10時間保育園課程として通いました。

今年小学生に入学した息子ですが、

こどもの家での生活は長男を大きく変化させる学びがありました。

モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育は、イタリア、ローマの精神病院で医師でありながら、

教育家としても活動していたマリアモンテッソーリによって提唱さた教育法です。

子どもは自らを成長させ、発達させる力を持って生まれてくる。

したがって大人である親や教師は、子どもの成長要求をくみ取り、

自由を保障すると同時に、

子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」

モンテッソーリ教育の根本に流れているのは、

「子どもの自立であり、親は子どものそばに寄り添い、見守る存在でいることが大事。決して手を貸したり、世話を焼いたりする存在ではなく、子どもの能力を引き出す存在である」

引用元:モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方 伊藤 美佳先生

モンテッソーリ教育の大きな幹となるのは、子どもの「自立心」を養うこと。

それを目的とし、0歳〜6歳までの「発達のピーク」をそれぞれ「敏感期」と呼び、

発達を促す教具が揃えられ、

その発達にとって必要な活動=普段の生活のこと

を「お仕事」と呼んでいます。

教育熱心な親ほど難しい?モンテッソーリのシンプルな教育法

教育熱心という言葉にはいろんな側面があると思いますが、

例えば子どもの発達段階を二の次にした教育を無理やり訓練させたり、

子どもが興味を示していないのに一生懸命勉強をさせたり。

など、子どもが受動的になってしまう教育は、その時はともかく「自立」への教育とは反対で

子どもにとってイヤイヤながらやっていることは、長いめで見てもあまり身につかないとのこと。

その能力を身につけるかどうか決めるのは子ども自身であり、

親はその環境を整えることに徹するべき

というわけです。

これ、頭では理解できるものの、非常に難しいと思いませんか・・・?

お世辞にもわたしは教育ママとは言えないお母さんですが、

育児書と向き合い、子どもの発達を気にして

焦ってしまうような熱心さがあるほうだと思います。

子どもが興味を示すまで待つ出来る日は子どもが決める

というシンプルな方法がなかなか苦戦しがちでした。

子どもが興味を持つ→丁寧にやり方を伝える→見守る。環境だけ整えてあげる

自分に言い聞かせながら、

時々はつい過干渉になりながら、でも、

この教育法に出会う前と後では、随分違ってたであろうと思えるほど、

育児への向き合い方は変わっていきました。

子どもの目が輝いているものに、一緒に没頭することも、

以前のわたしにはできないことでした。

旅育にも通じるモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育と並んで歩んできた幼児期の育児、

机の上で学ぶ知識ではなく、

「体験」というものがいかに一生の土台作りにつながるかをいっぱい教えていただきました。

本物”に触れること

自然から季節を見つけること

異文化に触れること

学びにはいつも具体物があること

これって ”旅育” そのものですよね! 

旅育をしていくことは、自然とモンテッソーリ教育をしていることに繋がると思います。

小学校に上がると、残念ながら日本ではモンテッソーリ教育を続けることが難しいのですが、

個人的には、モンテッソーリが言う敏感期を過ぎた6歳以降も、子どもの発達は目覚ましいと思っています。

旅育を通して、これからも息子たちと楽しく関わっていきたい!と思います。

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