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旅育のはじめかた 4つのステップ

旅育

旅育の種類は家族の数だけカラーがあります。

子どもの年齢や性格によって、家族構成によって千差万別ですよね。

いつもの旅行が旅育として意味をなすには、その流れにこそポイントあり!

(準備)親が事前に用意しておくもの

・予算を決めておく 

子どもと計画を進めることが大きな要素の旅育だけど、

予算は子どもには調整できないので親が決めておきましょう💴。

予約手配した旅行代金+現地で必要になる料金も

概算で見積もりに入れておくと、お金の管理がしやすいです👛

項目単価人数合計
旅行代金大人宿泊代金 2名   
小人宿泊代金 1名
幼児施設使用料1名
大人JR代金 2名
小人JR代金      1名
夕食時の飲料代金
観光地施設料など
翌日の昼食代金
ガソリン代金
合計

・日程を決めておく

子どもが小さいうちは、親の都合が大きく関わってくるので、

日程もある程度先に決めておき、休暇を調整しましょう🗓

休前日の宿泊はほとんどの場合高くなります。

もし有給を取得できるのであれば、金曜出発に前倒しをしたり、

月曜到着にすることでお得になります。

中には休前日でも平日代金に設定されている日もあるので、

パンフレットのカレンダーを早めにチェックして調整できると良いですね!

また子どもの誕生日に旅行の場合は、観光施設など

1歳上がることで料金が高くなる場合があるので、

お誕生日の前後で予定されている場合は前の方がおすすめです。

・行き先候補を出しておく

可能な予算内、可能な日程から、

3つくらい行き先候補を出しておくといいです🖋

・パンフレットなど資料を集めておく

観光地や宿の写真が載っているパンフレットや、

地図など、話し合いに必要なものを揃えておきましょう📗

ステップ1 旅のテーマを決める

「テーマ旅行」と言うものがありますが、これぞ旅育

どこに行くか、以上に何をするか、です。

今回の旅が、主題となるようなテーマを決めることで、

目的意識が高まり、旅の達成感が大きく変わります。

そもそもテーマとは?

旅に目的は持っていくものだけど、

テーマをつけることに意味はあるのか?

目的とテーマって似ていますが、

ふんわりした目的をテーマという主題にすることで

より具体的な意識に変わります。

目的・・イベントを行うことで達成すべきこと

テーマ・・目的を達成するための指針・主題

学校の授業とも相性の良い旅育

どこに行くか、以上に何をするかが重要な旅育。

例えば、ハワイ!(今のところ夢・・😅

「ハワイに行こう!」では足りず、

「本場のハワイでフラダンスを体験し、伝統を学ぼう!」

みたいな感じでしょうか。

これって、学校の授業でも時々直面する課題なのですが、

私はこのテーマを決めることが不得意で、

まさにこの「ハワイに行こう!」しか思いつかない子どもでした。

よくある学校のシーンでは、遠足や修学旅行、

社会見学の際にテーマを考えるグループワークがあったりします。

「旅育が学校での学習にも相性がいいな」と思うのは、

このグループワークのような課題が苦手なタイプの子には、

旅育が練習になると思うから。

目的「夏休みの思い出づくり」

→テーマ「海とプールの違い ”水の面白さ” を体感しよう!」

目的「子どもの誕生日記念にどこか・・・」

→テーマ「昆虫の生態について(2歳の時に興味があった記念に)知ろう!」

目的「とにかく子どもの笑顔を見たい」

→テーマ「〇〇観光列車に乗ろう!」「何匹の動物に出会えるかな?動物園で好きな動物を見つけよう!」など、

具体的な目的にすることがポイント!

子どもが「どこに来ているのかわからない」旅行は勿体ない

私も以前の旅行は、

なんとなく有名な観光地に行って、

観光名所に着くと、

なんとなく記念撮影。

旅仲間と過ごす時間が楽しいのは重要なのですが、

「その地に行ったからこその良さってあったのかな?」と思うことも。

それこそ子どもはどこに来ているかもよくわからず走り回り、

親はそれを追いかける。

なんとか抱き上げ記念写真だけは必死に撮る。

と言うループになりがち。

とはいえこのシーンも少しは踏んでしまうのだけど、

せっかく時間とお金を使って行く限られた家族旅行の時間!

有名な観光地をただ巡るだけじゃなく、

一つの観光地でも深堀りして学びの機会として捉えていきたい!

ステップ2 家族一緒に旅の計画をする

旅行計画はまさに旅の予習!

復習より大事なのが予習✏️

私は長年旅行会社に勤めていて、

この予習ばかりになってしまい実践がないのでダメですが、

もちろん普通は実践のための予習!ここは本当に意味があります。

人間は知らないものが嫌いになる傾向があるそうです。

”知っていること” それだけで大きなパワーがあります。

あらかじめ写真などを見て予想することで、

その旅行中の興味の向き方が全然違います!

どうしてアンパンマンが好きなのか?アンパンマンを良く知っているからですよね。

旅の全体像を子どもと共有する

目的地までの交通手段や、

途中で体験するイベント、

今回の旅の目標など、

旅の全体像が子どもに伝わることで、

「次は何をするんだったかな!」

「家から何時間で来れたかな!」と

ただ手を引っ張られて移動するのではなく、

子どもから意欲的に動いてくれます。

出展:旅育BOOKより 村田和子先生

写真は旅行ジャーナリストであられる村田和子さんの「旅育BOOK」という著書の抜粋ですが、

まさにこのように紙に書いて旅行の計画をすると、

形に残す時に一緒に保管できていいですよね。

子どもと一緒に準備する

旅の準備も計画の一つ。

泊数分の着替えやお気に入りの絵本を用意したり、

万が一の雨具やなどを一緒に準備することで、

ワクワク楽しい気持ちを共有できます。

自分専用のリュックを持って行くと、自立心が高まるそうですよ♪

ステップ3  家族で旅行を楽しむ

予習したところへいざ旅行!

目で見て知る大切な体験です。

世界は広く、

日本だって一生のうちで全ての地を踏むことはできないでしょう。

「目で見て知れる」と言う機会は本当に貴重で、

せっかくいく場所はしっかり

重みを持って見てまわりたいものです。

単なる浪費で終わらず、未来の投資のための旅育。

でも一番は、

一番は普段忙しい両親と、なかなか会えない祖父母と、

まる1日一緒に「同じことで楽しめる幸せな時間」です。

学ぶ要素をテーマに掲げながらも、

一番効果に繋がるのは

一緒に楽しむこと、笑うこと、感動することです。

また現地で思わぬ予定変更が起きた時。

そこが成長のチャンスです!

極力したしらべをして行く旅行ですが、

予測不可能な天候や、混雑により楽しみにしていたものができなくなってしまうことがあります。

ある程度大きくなったらその時の不機嫌を回避するために内緒にしておくことよりも、

その小さなトラブルをどう乗り越えるか、気持ちの切り替えをする練習は、大きな進歩です。

旅先でのアクシデントは学びのチャンス
旅先でのアクシデントは少ない方が良いと考えますか?旅先でのアクシデントが学びのチャンスとなる!脳科学の茂木先生の言葉から見えてくる旅育の真髄

ステップ4  旅行の想い出を形にして残す

形に残すということは、誰かに伝える力が宿るということです。

学校の先生に伝える絵日記や、友達に伝える手紙や、将来の自分に伝える日記。

無形である体験の思い出を、一つの形に残すことで、

旅行にいった期間だけに収まらず、長期に渡って将来の自分たちを励ましてくれます。

我が家では子どもの成長記録として撮った写真をフォトブックにして残していますが、

子ども自身が何度も見返して、何歳の頃にここに行ったということをその写真から覚えています。

302 Found

多分写真に残っていなければ、

記憶としてはっきり残っていないかもしれないような年齢のことでも、

おさらいのように繰り返し見ているとしっかり覚えています。

その覚えているかどうかが重要というのではないですが、

家族が自分と一緒に楽しい思い出をたくさん作ったんだという記憶は、

将来とてもいい効果をもたらすようです。

小さな頃の家族旅行は忘れてしまうの?〜旅育BOOK 教えて茂木先生より〜
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